2019年08月11日

徒然なるメモ

先日、高知のアンパンマンミュージアムで開催された「やなせたかし生誕100年祭」に参加してきました。私の原点である「詩とメルヘン」。憧れてこの中の人になりたくて私はイラストコンクールに応募を続けました。やっと入賞できて誌面で挿絵を描かせていただき、今に至っています。

「詩とメルヘン」が休刊になった後も私は挿絵や表紙を描く日々ではありましたが、外側に囚われて個性を忘れていった感もありました。人から頼まれた通りに作れたら完成という、安易な・・・何か失った感じ。だめだ!
今回、四国へ行ってやなせうさぎに会って先生が作った音楽を聞いて、もう一度考えました。自分がなぜ「詩とメルヘン」に入選したのか、やなせ先生から何を認められてここに立ったのか、私は何をしたかったのか。アンパンマンのマーチを口ずさむ・・・

「何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ」

高知で仲間とたくさん話ができたことも大きなヒントになり、私は気づかされました。使う道具や画風が違っても、思いつくことに統一感が無くても使う画材が違っても、それは私なので、私の思ったように描こう!

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2019年8月11日
posted by 梅川紀美子 at 16:47| 雑感